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社長様!シリーズ V

法人特集

資金繰り

まだ事業を始めて間がない方、会社を起こして間がない方は、「毎日帳簿をつけていますか?」の答えに「NO!」の方が多いことでしょう。
事業計画を立て、いざスタートさせたものの、事業がはたしてうまくいっているのかどうかさえもよくわからず、日々の仕事に追われて、気がついたら、お金が底をついていた、なんてことにならないようにしましょう。

帳簿をつけることは、申告書を作成するためばかりではありません。事業を始めたばかりの方は、最終的に申告書が作成できれば、それでOK!と思っていらっしゃる。どんぶり勘定で申告書を作成した経験=武勇伝を語って下さる方も少なくありません。しかし、帳簿をつける目的は第一に事業の現在の財産状況を社長様(事業主様)がしっかり把握することにあります。
「勘定あって銭足らず」という言葉を聞いたことがあると思います。いわゆる「黒字倒産」を表す言葉です。これは、入金と出金のタイミングのズレにより、儲かっていても支払ができなくなり、倒産してしまうことがあるということです。

最初は、資金繰り表に日々記入することでご自分の事業の特徴を知ることです。そうすれば、どのくらい余裕資金が必要かわかってきます。足りないから借入と安易に考えず、事業の正しい規模を知ることが重要です。資金繰りは借入の問題ではなく、事業のお金の入出金のパターンを理解して、きちんと余裕資金を準備することです。

資金繰り表は、決まった様式があるわけではありません。要は、現在の資金を把握できること、何日後にいくらの入金があり、何日後にいくらの出金があるかを正しく又は大雑把に把握することです。

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