税務トピックス

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母屋と離れについて

 親の所有の敷地の上に母屋と離れが渡り廊下でつながっていて、親が母屋に住み、子が離れに住んでいて、親が亡くなった場合です。

1. 小規模宅地等の特例

 小規模宅地等の特例とは、相続又は遺贈により取得した財産のうち、その相続の開始の直前において、被相続人等の居住の用に供されていた宅地等のうち、330㎡までの部分については、相続税の課税価格に算入すべき価額の計算上、80%を減額するという計算の特例をいいます。
 ほかの要件を満たせば、渡り廊下でつながった離れの場合、母屋を含めた家屋の敷地全体に(330㎡まで)小規模宅地等の特例を適用することができます。

2. 空き家譲渡の特例

 空き家譲渡の特例とは、相続又は遺贈により取得した被相続人居住用家屋又は被相続人居住用家屋の敷地等を、平成28年4月1日から平成31年12月31日までの間に売って、一定の要件に当てはまるときは、譲渡所得の金額から最高3,000万円まで控除することができるという計算の特例をいいます。

 相続の開始の直前においてその土地が用途上不可分の関係にある2以上の建築物(母屋と離れなど)のある一団の土地であった場合には、その土地のうち、その土地の面積にその2以上の建築物の床面積の合計のうちに一の建築物である被相続人居住用家屋(母屋)の床面積の占める割合を乗じて計算した面積に係る土地の部分に限ります。