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ダブルワークについて

 Aさんが2か所で働く場合、年収(2か所の収入の合計額)が106万円を超えると社会保険の対象となります。103万円を超えると所得税・住民税がかかります。(配偶者控除の適用除外となります)ただし、従業員が500人以下の企業の場合等一定の条件の場合、106万円ではなく130万円を超えたとき社会保険の対象になります。

1. 社会保険(健康保険・厚生年金保険)

 社会保険は、原則、強制加入です。ただし、パートタイマーやアルバイトは、下記の条件を満たす場合のみ加入対象になります。

労働時間(1日あるいは1週間) 一般社員の3/4以上

労働日数(1ヶ月間) 一般社員の3/4以上

 ただし、この基準は、契約上ではなく実際の勤務時間で判定します。

2. 二ヵ所とも社会保険の要件を満たさない場合

 原則的にはどちらの会社の社会保険にも加入できません。その場合は、従業員が個人で国民健康保険に加入する必要があります。

3. 一ヵ所で要件を満たす場合

 要件を満たす会社で社会保険に加入します。

4. 二ヵ所とも要件を満たす場合

 所定の手続きを行えば社会保険に二重加入することができます。2か所の会社でのすべての賃金の合算額をもとに標準報酬月額が決められ、保険料は各社ごとの賃金で按分されます。