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外国為替証拠金取引の注意点について

金融庁や全国の財務局には、外国為替証拠金取引に関して以下のような相談が寄せられています。(金融庁HPより抜粋)

  • 勧誘の要請をしていないにもかかわらず、電話や来訪で強引に勧誘された。
  • 取引の内容を理解せず、また、十分な説明を受けないままに取引をしてしまった。
  • リスクの説明がなく、元本割れはしないと言われ契約したが、元本割れした。
  • 外貨預金のようなもので必ず儲かると言われ取引してしまった。
  • 注文をしていない取引を無断で行われた。
  • 口座の解約を申し出たにもかかわらず応じてくれない。
  • 取引を終了したが、お金が入金されない。

これらの相談例にある事項は、いずれも金融商品取引法に規定のある禁止行為に該当するものです。そのため、これらの行為が認められる業者とは取引を行わないなどの注意が必要です。

外国為替証拠金取引は、金融商品取引法に基づく登録を受けた業者でなければ行うことができません。登録を受けていない者からの勧誘には十分な注意が必要です。金融商品取引業の登録を受けた業者については、金融庁HPの「免許・許可・登録を受けている業者一覧」で確認できます。

登録を受けた業者と取引を行う場合であっても、その業者の信用力を慎重に判断し、取引内容をよく理解することが重要です。外国為替証拠金取引業者についての情報をできる限り収集し、信頼できる業者であるか否かを判断することが重要です。信頼できるとの確信が持てない場合には、その業者との取引を控えたり、保証金を出金したりするなど、慎重な対応が求められます。外国為替証拠金取引を取扱う業者は、業務及び財産の状況に関する事項を記載した説明書類を営業所に備え置くことが義務付けられています。情報の開示が適切に行われていない場合は、業者の安全性を確認できないことから十分な注意が必要です。

外国為替証拠金取引は、少額で取引できる反面、差し入れた保証金以上の多額の損失が生ずるおそれのある非常にリスクの高い取引です。そのため、リスクを認識した上で、自らの責任で適切な投資判断を行うことが必要です。