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損益計算書は、いくら儲けたかを表しています!

事業をしていらっしゃる社長様は、毎月の事業の「損益計算書」を見ていますか?去年と比較していますか?予算どおりの結果が表れていますか?

損益計算書の構造
損益計算書の構造は、(収益)-(費用・損失)=(利益)ですが、もう少し詳しく見てみましょう。

損益計算書
売上高
- 売上原価
売上総利益 粗利
- 販売費及び一般管理費 事業活動に要するコスト
営業利益 事業活動による利益
 営業外収益・費用 受取利息や借入金の利息など
経常利益 経常性のある利益
 特別利益・損失 臨時的、非経常的な収益・費用
税引前当期純利益 最終的な利益
- 法人税等
当期利益 税金を引いた正味利益

前期(前年)の同じ時期の損益計算書と比べてみましょう。
(1) 当期利益は、前期と比べて増えていますか?減っていますか?
(2) 売上高は、前期と比べて増えていますか?減っていますか?
(3) (1)(2)で増えたり減ったりしている原因は何でしょう。売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益を前期と当期で比較することで、どの段階でその原因が発生しているかがわかります。金額の比較だけでなく対売上比率を比較しましょう。原因を正しく把握することで対策もより的確なものになります。

売上総利益率を同業他社と比較してみましょう。
損益構造は、業種によって大きく異なるのが普通です。又、売上規模等によっても異なり、なかなか比較に値する会社を見つけるのは困難ですが、同業他社の売上総利益率と比較することにより、他社と比較して売上総利益率が高ければ、同業の中で競争力のある会社といえます。

損益計算書には、それ以外にも変動費と固定費、人件費とそれ以外の費用などその会社の特徴に合わせていくつかのポイントに絞って読み取ることが大切です。