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茅ヶ崎市景気動向調査(3月)結果より

茅ヶ崎商工会議所のHPに掲載されている「茅ヶ崎市景気動向調査(3月)結果」を紹介します。
平成22年3月に商工会議所会員を無作為に抽出して、月の売上・利益・業況(総合的な判断)等についての状況を調査(DI値を集計)したものだそうです。
DI値(景気判断指数)は、売上・利益等の判断状況を表すもので、ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向を表す回答の割合が多いことを示し、マイナスの値は景気の下向き傾向を表す回答が多いことを示すものです。

業況(総合的な判断)

茅 ヶ 崎 市 全 国
前年3月比 21年12月比 先行き見通し 前年3月比 先行き見通し
全産業 △37.3 △11.7 △24.7 △49.3 △42.5
商業 △61.9 △25.0 △38.8 △57.7 △47.2
大型店舗 △50.0 △16.7 △16.7
建設業 △50.0 0.0 △25.0 △52.6 △57.2
製造業 17.7 16.6 5.6 △35.6 △35.1
サービス業 △58.3 △50.0 △58.3 △52.1 △36.8
その他 △28.6 0.0 △14.3
(1)
茅ヶ崎市全体のDI値は-37.3であり、全国平均よりは良いですが、厳しい状況です。
(2)
製造業だけはプラスです。茅ヶ崎市内にはアジアへの輸出に関連する製造業が多くあり、それらが好調なためです。
(3)
商業、建設業、サービス業は、以前として悪い状態が続いています。

3月の数値ですので、やや古いデータではありますが、全体的な傾向を知る指標にはなります。
中国を中心にアジア諸国が急速な発展をし、円高にもかかわらず輸出が増えており、茅ヶ崎市の製造業が好調な理由になっています。
しかし、製造業の回復はコスト削減によるところも大きく、製造業の給料が大きく増えているわけではありません。
そのため、買い控えや節約志向は依然として強く、それ以外の業種の不調を回復させるほどの購買力にはいたっていません。

消費マインドが僅かながら上昇してきているといわれており、商業、建設業、サービス業ともに消費者にアピールする新たな提案が必要となります。