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個人のお金と会社のお金

あまり大きくない会社の社長(個人事業主)さんの中には、ご自分のお財布の中から会社で必要なものを買ったり、個人的な買い物をしたりするために個人のお金と会社のお金が混在してしまうという方も多いと思います。

このような社長さんの日々の支払の中から会社の経費だけを取り出して正しく計上するためにはどうしたらよいでしょう。
しかも、長続きするためには簡単な方法でないといけません。

1.
まず、会社の預金口座からたとえば10万円引き出します。
→通帳の余白に「社長へ仮払」とメモしておきます。
2.
そして、日常、会社のための支払や個人的な買い物が混在して行われるでしょう。その中で、会社のためにお金を使ったら必ず領収書をもらうようにしましょう。領収証がない場合は手帳に「支払日」「支払先」「内容」「金額」をメモしておくようにしましょう。
3.
1週間に一度、10日に一度又は1月に一度、とっておいた領収証やメモをみながら、仮払金10万円の精算表を作りましょう。ノートなどに領収証やメモを貼り、「支払日」「支払先」「内容」「金額」を書き出します。精算表はノートに手書きでもかまいませんし、パソコンでもかまいません。
4.
精算表の合計額と10万円との差額は社長さんから会社に返します。差額を返した時に「仮払金」はゼロになります。返すのが面倒で返さないとその未精算分は「仮払金」として残ります。期末までには、きちんと返しましょう。

この方法なら、比較的簡単に個人のお金と会社のお金が正しく分けられます。領収証や支払メモをきちんと残し、それに対応した精算表等の記録を作成しましょう。このようにきちんと記録した経費しか会社の経費とは認められません。地味ではありますが、この毎日の積み重ねが経費の漏れを防ぎ、ひいては節税につながります。